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離婚・別居の引っ越し

よく調べられているのは「どっちが先に出るか」「費用は誰が払うか」「住民票をどうするか」の3つです。順に書きます。

どっちが先に出るか

先に出ること自体に、法律上の不利はありません。ただし状況によって、あとの話し合いに影響することがあります。

考えられること
自分が出る安全を確保できます。住居費が二重にかかります。★子どもを連れて出るかどうかは、あとの話し合いに影響します
相手に出てもらう住み慣れた場所に残れますが、相手が応じない限り実現しません
暴力がある★迷わず出る。退去等命令(保護命令)で相手を出す方法もあります(保護命令)

子どもを連れて出るときは、先に相談してください。連れ出し方によっては、あとの親権の話で不利になることがあります。区の窓口や弁護士に、出る前に一度相談を。

費用は誰が払うか

婚姻中は、夫婦がそれぞれの収入に応じて生活費を分担します(婚姻費用)。別居しても、この関係は離婚まで続きます。

金額や見通しは事情で大きく変わるので、法テラスか弁護士会の相談窓口で一度見てもらうのが早いです。

住民票と住所

別居で住民票を移すかどうかは、状況によります。

扱い
住所を知られても問題ない通常どおり転出・転入の手続きをします
★知られたくないDV等支援措置を申し出てから移します。手続きの順番を窓口で確認してください
移さないでおく郵便や行政の通知が旧住所に届きます。子どもの就学手続きにも影響します

※ 扱いは市区町村で異なります。必ず窓口で確認してください。

やることの順番

  1. 安全の確保暴力があるなら最優先。相談窓口へ
  2. 記録を残す暴言・暴力・生活費を渡されないことなど。日付とセットで
  3. お金の確保自分名義の口座、当面の現金
  4. 住まいを決める審査が心配なら入居審査のページも参考に
  5. 荷物を出す相手の不在時間に合わせられます。相談から搬出までの流れ
  6. 手続き住民票・健康保険・年金・子どもの学校。窓口で「別居です」と伝えると案内が早いです

別居の前に、手元に残しておきたいもの

家を出てしまうと、元の家にある書類や記録には手が届かなくなります。出る前に、自分の身の回りの物と記録を確かめておくと、あとの相談が進めやすくなります。

何を持ち出してよいか迷う物は、無理に持ち出さず、写真に撮っておくだけでもかまいません。相手名義の物を持ち出すかどうかは、出る前に相談窓口で確かめてください。身分証が手元に無い場合は身分証が無いときに書いています。

子どもがいる場合に気をつけること

子どもにとって、住む家が変わることは大人が思う以上に大きな出来事です。年齢に合わせて、「しばらく別の家で暮らす」ことを短い言葉で伝えてあげてください。どちらの親が悪いかという話は、子どもの前では避けたほうが落ち着きます。

転校や転園が必要になるかどうかは、新しい住まいの場所で決まります。住所を相手に知られたくない場合は、学校や保育所にも事情を伝え、住所や連絡先の扱いに気をつけてもらうよう相談してください。手続きの細かい扱いは自治体と学校で違います。

親権や面会の話は、事情によって判断が大きく変わる分野です。このページでは結論を書きません。出る前に、法テラスか弁護士会の相談窓口で一度見てもらってください。

モラハラで家を出るとき

殴られていないから我慢すべき、ということはありません。人格を否定する言葉が続く、お金を渡さない、行動を細かく見張るといったことが重なると、心も体も削られていきます。こうした状態から離れるための別居も、十分に理由のあることです。

言葉による被害は、あとから説明しにくいのが難しいところです。日付と、言われたこと、そのとき自分がどう感じたかを、短くてもいいので書き残しておいてください。相手に見られない場所に保管することが大事です。

出ていくことを相手に先に告げると、引き止められたり責められたりして動けなくなることがあります。伝えるのは、離れて落ち着いてからでもかまいません。気づかれずに準備する方法も参考にしてください。

別居が始まってからの暮らし

別居してすぐは、手続きと新しい生活の準備で気持ちに余裕がなくなりがちです。食事と睡眠を後回しにしないことを、まず大事にしてください。

相手から連絡が続く場合は、返事をする時間を決める、記録の残る手段だけでやり取りするなど、自分が消耗しない形を選んでかまいません。話し合いが必要な内容は、第三者を通したほうが落ち着いて進むこともあります。

別居の期間がどれくらい続くかは、人によって大きく違います。先が見えない不安があるときこそ、住まい・お金・子どものことを一つずつ相談窓口に持ち込んでください。

新しい住まいでの毎月の支出は、別居を始めて最初の一か月で一度見直してみてください。家賃や光熱費が想定と違えば、早めに気づくほど手を打ちやすくなります。生活費の分担をどう求めるかは、上に書いた婚姻費用の手続きとあわせて相談してください。

よくある質問

勝手に出ると不利になりますか

出ること自体で不利になるわけではありません。ただし子どもを連れて出る場合と、相手名義の物を持ち出す場合は、先に相談してください。

相手が生活費を渡してくれません

婚姻費用の分担を求める手続きがあります。家庭裁判所の調停か、まずは法テラスへ。

引っ越し費用がありません

引っ越し費用が無いときに、使える制度と費用を下げる順番を書いています。

相手に新住所を知られたくありません

住民票の閲覧制限に加えて、郵便・保険・勤務先など、住所が伝わる経路を1つずつ塞ぎます。

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出典

確認日: 2026-09-20

編集責任: 夜逃げ屋.com 編集部 最終確認: 2026-09-20

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