★引っ越す前に確認すること
多くの制度は、引っ越す前の申請が必要です。あとから遡って申請できないことがあります。動く前に、窓口で「使える制度があるか」を1回聞いてください。
| 制度 | 中身 |
|---|---|
| 生活保護の住宅扶助・敷金等 | 住むところが無い状態で保護を開始するとき、また被保護者が転居するときに、敷金等が認められる場合があります。★基準額があり、事由も定められています |
| 自治体の転居費用の助成 | DV・ストーカー被害による転居に助成がある自治体があります。★有無と条件は地域で違います |
| 一時保護 | 身の危険がある場合、費用はかかりません(シェルター・一時保護) |
| 生活困窮者の相談窓口 | 住まい・仕事・お金をまとめて相談できる窓口が各自治体にあります |
※ 生活保護の敷金等は、厚生労働省の実施要領で基準が定められています。実際に支給されるかは福祉事務所の判断です。制度の詳細は窓口で確認してください。
費用を下げる順番
- 荷物を減らすいちばん大きく効きます。車両・人数・時間の全部が下がります。置いていっても再発行できるもの
- 時間帯を選ぶ深夜・早朝は割増になるのが普通です。相手の不在時間が日中なら、そのほうが安く済みます
- 保管を挟まない行き先が決まっているなら、一度で運ぶほうが安いです。★必要な場合だけ挟みます
- 物件の初期費用敷金礼金なし、フリーレント。入居審査のページにも書いています
- 置いていくものを先に出すそのままにすると退去費用として請求されます。★区の粗大ごみは申し込みから収集まで日数がかかるので、退去日から逆算して早めに申し込んでください(出し方)
家賃を滞納している場合
「家賃滞納 退去したい」で調べている人が多い部分です。大事なのは次の2つです。
- 滞納があっても引っ越せます。部屋を出ること自体は止められません
- ★ただし滞納分の債務は残ります。住所を変えても消えません。連絡を絶つと、一括請求や法的手続きに進むことがあります
退去後の支払いを分割にできる場合もあります。黙って消えるより、先に貸主・管理会社へ「払えない。分割にしてほしい」と伝えるほうが、結果的に軽く済むことが多いです。金額が大きい場合は法テラスへ。
このサイトは、債務の取り立てから逃れることを目的とした移転は受けません。引っ越しと、お金の整理は別々に進めてください。
まず、手元のお金を書き出す
お金が無いと感じているときほど、実際にいくら動かせるのかが曖昧になりがちです。最初に、現金・口座の残高・次の入金日と金額を一枚の紙に書き出してください。
次に、引っ越しで必ず出ていくお金を並べます。新しい部屋の初期費用、荷物を運ぶ費用、今の部屋を出るときの費用、そして引っ越してから最初の給料日までの生活費です。最後の生活費は見落とされやすく、ここが足りずに困る人が多いところです。
書き出してみると、全部を一度に払う必要がないことに気づく場合もあります。払う時期が違うものは分けて考えると、今いくら要るのかがはっきりします。
足りないとき、何を先に守るか
すべてを揃えるお金が無いときは、優先順位を決めて、後回しにできるものを外していきます。
- 身の安全危険があるなら、お金の心配より先に公的な窓口へ。一時保護は費用がかかりません
- 寝る場所部屋が決まるまでの間をどうするか。窓口で一緒に考えてもらえます
- 連絡手段携帯が止まると、仕事も相談も途切れます。料金の支払いは後回しにしないでください
- 身分証と通帳持ち出し忘れると、取り直しに時間もお金もかかります
- 家具・家電いちばん後で大丈夫です。暮らしながら少しずつ揃えられます
家具や家電を全部持っていこうとすると、運ぶ費用がいちばん膨らみます。必要な物だけを選ぶことが、そのまま節約になります。
見積もりを取るときに伝えること
引っ越しの費用は、荷物の量、運ぶ距離、作業する時間帯でおおよそ決まります。見積もりを頼むときは、この3つをできるだけ正確に伝えると、あとで金額が膨らむことを防げます。
予算に上限があるなら、最初に正直に伝えてください。その金額でできる範囲を先に聞いたほうが、何を減らせばよいかが具体的になります。金額の内訳を聞いて、何にいくらかかっているのかを確かめることも大切です。
借りて引っ越す前に考えること
足りない分を借りて埋めようと考える人もいます。ただ、新しい暮らしを借金の返済から始めると、毎月の家計がすぐに苦しくなります。
特に、知り合いを通じた貸し借りや、条件のよく分からない貸し手からの借り入れは、あとで大きなトラブルになりやすいので避けてください。借りる前に、上に書いた制度や相談窓口で使えるものがないかを確かめるのが先です。
すでに借金があって返済が苦しい場合は、引っ越しとは別に、法テラスで整理の方法を相談できます。お金の問題と住まいの問題を一度に抱えず、分けて片付けていくほうが進めやすくなります。
引っ越したあとも、最初の数か月は思わぬ出費が続きます。カーテンや日用品のように小さな買い物が重なるので、少しでも手元に残せるお金があれば、使い道を決めずに取っておいてください。
よくある質問
生活保護を受けていますが引っ越せますか
転居が認められる事由が定められています。まず担当のケースワーカーに相談してください。自己判断で先に契約すると、費用が認められないことがあります。
助成があるか、どこで聞けばいいですか
お住まいの区の相談窓口です。対応エリアのページに新宿区・豊島区の番号を載せています。
予算内でやってもらえますか
相談時に予算を伝えてください。できない金額を黙って引き受けることはしません。荷物を減らす方法を一緒に考えます。
分割で払えますか
状況によります。相談時にお伝えください。
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出典
- 生活保護法による保護の実施要領について(厚生労働省)
確認日: 2026-09-20
編集責任: 夜逃げ屋.com 編集部 最終確認: 2026-09-20
ひとりで決めなくて大丈夫です
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受付は女性が親身にお聞きします。話しにくいことは、話せるところまでで大丈夫です。

