★住民票は、親からの請求も止められます
「住民票から住所を調べられる」という不安が最も多いところです。DV等支援措置は、配偶者だけでなく、児童虐待やこれらに準ずる行為の被害者も対象です。親からの請求であっても、市区町村が必要性を認めれば制限されます。
手続きと、制限しても住所が伝わりうる経路(郵便・勤務先・保険・携帯の名義)は住民票の閲覧制限にまとめています。
★先に相談機関へ1本かけておくと、手続きが止まりません。市区町村は相談機関の意見を確認材料にします。どこへかけるか迷ったら、お住まいの区の相談窓口(対応エリアに番号があります)へ。
お金が無いとき
「無職」「お金がない」で調べている人が多い部分です。使える順に書きます。
- 一時保護:身の危険がある場合、公的な制度で費用はかかりません(シェルター・一時保護)
- 生活保護:住むところが無い状態で申請すると、住宅の確保に必要な敷金等が認められる場合があります。詳しくは引っ越し費用が無いとき
- 自治体の相談窓口:生活困窮者向けの相談窓口が各自治体にあります。住まい・仕事・お金をまとめて相談できます
「働いてお金を貯めてから」と考えているうちに動けなくなることがあります。制度は、お金が無い状態で使うためのものです。
実家から荷物を出す
親と顔を合わせずに荷物を出したい、という相談は多いです。
- 親が不在の時間に、一度で終わらせます。持ち出すものを先に絞ると、作業が短くなります
- 自分の物だけを出します。迷うものは置いていくほうが安全です
- 行き先を知られたくない場合は、一時保管を挟めます
- ★取りに戻るのがいちばん危ないです。忘れ物のために一人で戻る、という形が最も多い再接触のきっかけです
18歳未満の方へ
18歳未満の方の、保護者に無断での引っ越しは受けられません。ただし、いま安全でないなら、行き先はあります。18歳未満の方へに、24時間の窓口を書いています。命に関わる状況なら110番です。
よくある質問
親に居場所を知られたくありません
住民票の閲覧制限に加えて、郵便の転送・携帯の契約名義・SNSの投稿からも伝わります。経路ごとの手当てが要ります。
扶養から外れると保険証がなくなります
国民健康保険に切り替えられます。お住まいの市区町村の窓口で手続きしてください。
学生です
学生でも成人していれば同じです。学費や奨学金の手続きに保護者が関わる場合は、学校の学生課にも相談してください。
親から借金があります
返す義務は残りますが、離れることとは別の問題です。金額が大きい場合は法テラスへ。
あわせて読む
出典
- DV・ストーカー行為等・児童虐待等の被害者の方は、申出によって住民票の写し等の交付等を制限できます(総務省)
- 相談機関一覧(内閣府男女共同参画局)
確認日: 2026-09-20
ひとりで決めなくて大丈夫です
いつ・どこから・何を持って出るか。決まっていなくても相談できます。返信先は、加害者が見られないメールアドレスを使ってください。
